←戻る

B型肝炎ワクチンを接種しましょう

B型肝炎ワクチンの接種スケジュール

接種回数は3回です 1回目と2回目の間隔は4週間以上 1回目と3回目の間隔は20~24週間

B型肝炎ワクチンは生後すぐから大人まで接種することができます。お勧めの開始時期は生後2ヶ月でロタ、肺炎球菌、ヒブワクチンとの同時接種、或いは生後6週でロタワクチンとの同時接種です。

平成27年10月1日からB型肝炎ワクチンの費用助成が始まります。1回2700円で接種できます(生活保護世帯・市民税非課税世帯の方は証明書類があれば無料です)。接種シールが届いても9月中は使用できません。 費用助成の対象は0歳児のみです。10月からワクチンを開始して、接種の途中で1歳の誕生日を迎えた場合、その後の接種は全額自己負担となります。

B型肝炎

どんな病気?

B型肝炎ウイルスの感染によって起こる肝臓の病気です。肝臓に炎症が起きて肝臓の働きが低下しますが、症状があらわれないことが多く、健康診断などでの血液検査によって発見されることがほとんどです。肝炎を発症していないものの肝臓にウイルスが住み着いた状態を「キャリア」といいます。子どもは大人よりも感染するとキャリアになる危険性が高く、慢性肝炎に移行しやすいといわれています。慢性肝炎の状態が続くと、肝細胞が壊れて肝臓が硬くなり、「肝硬変」になります。肝硬変になると肝臓機能はさらに低下し、やがて「肝臓がん」に進行することもあります。

感染経路は

垂直感染(母子感染)とはB型肝炎ウイルスに感染しているお母さんから、主に分娩時に感染する経路です

水平感染とは家族、同居人、友達などB型肝炎ウイルスをもっている周りの人から感染する経路で、さまざまな人と接する機会が増えることで起こりやすくなります。 血液だけでなく、周りの人の唾液、汗、涙などからも感染します。最近は、乳児期から保育園に預ける機会もふえており、ますます注意が必要です。

予防は

B型肝炎ワクチンで予防します。B型肝炎を予防するということは、肝臓がんを予防することにもなります。

←戻る